職人さんの道具いろいろo(^▽^)o
今回は、職人さんの道具について。
職人さんにとって自分の鍛え抜かれた技は、優れた
道具が欠かせないものだと思います。
そこで神戸市中央区にある竹中大工道具館に行って
来ました。日本唯一の大工道具をテーマにした博物
館です。
立派な門を潜り、クリの木の自動ドアを抜けると、
巨大な一枚板がお出迎え。ロビー天井は、奈良県の
スギ材。階段はカナダ産のホワイトオークをくり抜
いたもの無垢一枚板。
←これは入場券です。
館内には、大工道具が至る所に展示され、道具の歴
史・道具と手仕事・世界中の大工道具や道具と手仕
事の美しさを感じる名工の輝きと和の伝統美。木を
十分にいかす知恵や、もの作りの心を棟梁の仕事を
通してなど、分かりやすく展示されています。
かんな・のみ・鋸・金槌など、手にひらにのる小さ
なものから見たこともない大きなものまであり、作
業に応じて巧みに使い分けられていることがわかり
ます。約1000点の大工道具が展示されています。
優れた大工道具が放つ美しい輝き。歴史に名を刻む
方々の作品です。名刀のように輝いていました。
また、釘などを用いずに建築する日本の伝統的な
「木組み」の木造建築の技術などを間近に見られる
ように展示されています。
外国の観光客も多く、木組みところでは大変興味深
く説明を聞いていました。
その木組みの原寸大に展示として、唐招提寺金堂の
組物模型や大工さんや左官さんの仕事が、よくわか
るように作られた数奇屋づくりの茶室スケルトン模
型。 「世界に誇る和の伝統美!」
そんな中、面白い不思議なものを見つけました。
『一升瓶に矢』
矢は途中で継いでいません。瓶の栓も抜いておらず、
ちゃんとお酒が残っています。どのようにして矢を
通したのでしょうか?考えてみてください。
この竹中大工道具館、お子供様と大工道具にチャレ
ンジでる木工室もあります。夏休みの宿題などに・・・・
新幹線の新神戸駅から徒歩約4分で行けます。
家具作りの職人さんも大工さんのように木を使いま
す。同じような道具を用途に応じて使い分けていま
す。のみ・かんな・玄能・鋸・などたくさんの種類
の道具を優れた技で使いこなして家具を製作します。
今は電動の道具も使いますけどね。
一度、我が加盟メンバー店で心を込めて全力で作った
手作りの家具を探していただき、その目で「美」と
「技」をお確かめの上、触れてみてください。いい
ところがいっぱいありますよ。