缶ビールをインテリアとして飾っては?・・・・
今回の工場見学は、大阪の吹田市にあるアサヒビール吹田工場に行ってきました。
この工場は、アサヒビールが生まれた発祥の地です。
1889年に創業、1891年に日本人の手による近代的なビール工場として完成
しました。
創業時のメンバー
*1892年の醸造所の模型と竣工当時の外壁。
レンガ組積造4層の洋風建築物です。
工場見学は、ビールの主な原料の麦芽・ホップ・水の3種の説明から
ホップ
製麦工程・仕込工程・発酵熟成工程・ろ過工程・缶/瓶/樽のパッケージング
工程と進みます。その後はお楽しみの試飲もあります。
発酵熟成タンク
ビール作りで重要な役割をする酵母は、糖分とアルコールと炭酸ガスに分解
します。1杯のビールに約100億個の酵母が使われるそうです。
麦汁にビール酵母を加えて発酵させ、麦汁中の糖分がアルコールと炭酸ガス
に分解され「若ビール」ができ、数十日間じゅっくりと熟成させます。
このタンクの高さ23m・直径7m、敷地内に130本、1本のタンクのビ
ール量は350ml缶で143万本。飲み干すのに毎日1本飲んで約4000
年かかります。気が遠くなる数字です。
キャンドル型ろ過機
熟成したビールをろ過すると、「黄金色に輝く生ビールが誕生です」
缶詰マシーン
次は、パッケージングです。缶詰の場合は、1分間に製造する本数は、
1500本だそうです。目が回る速さです。この日は缶詰マシンしか動いて
いませんでした。
製造された缶は、随時箱詰めされていきます。
また工場内で発生する副産物や廃棄物は全て有効利用されており、1つに案
内係のお姉さん達の制服がペットボトル(2ℓ)で作られており、夏用10本、
冬用14本から作られているそうです。
最後にお楽しみの試飲会場で、できたてのスーパードライを3杯まで楽しめ
ます。
その他、おもしろいと思ったのが吹田工場しかない「ワールドビアコレクショ
ン展示コーナー」!
世界各国の缶ビールやアサヒビールの記念缶やご当地缶など数多くの缶が展
示されています。阪神タイガースの優勝記念缶や80周年記念、近鉄バファロ
の缶もありました。その時々の行事・イベントのデザインが施されています。
こんなビール缶をコレクションしてお部屋のインテリアとして飾って見て
はいかがでしょう。コレクションボードなどに見栄えよく飾ると部屋の中
を引き立てることでしょう。
飽きて来たり邪魔になったら、飲めばいいのでは・・・・(o ̄∇ ̄o)♪